99点と100点

99点をどう捉えるか 中学生くらいになると、この話は中々素直に聞いてくれないのですが、小学生だと結構有効なお話です。 それは、99点と100点との差です。 こんな話です。 98点と99点は1点差です。 でも、99点と100点は天と地ほども違います。 なぜなら、100点というのは、「一切間違えていない」ということです。パーフェクトです。 99点は残念ですが、1点ミスをしています。100点の答案は、一 […]

単語を20回ずつ書く「筋トレ」

何回も書いて覚える!(?) 中学校の定期テスト勉強で、単語を覚える作業は中々子どもにとっては大変かもしれません。 フォニクスの知識があればある程度切り抜けることができると思うのですが、小学校は言うまでもなく、中学校でも私の担当している子どもたちの学校ではあまりフォニクスを導入していないように感じられます。 それでも定期テストに向けて、単語は覚えなくてはなりません。 これ、慣れない子どもには大変な作 […]

一人授業のすゝめ

「覚えたら終わり」が覚えられない 定期テストの前になると、さすがにどの子どもだちもある程度自分で勉強しようとモソモソ動き始めます。 でも、何をやったら良いのか、どのようにやったら良いのか、ピンとこないで時間ばかりが過ぎていくこともあります。 親の目から見ると、「覚えたらおしまいでしょ!」と大声で言いたくなりますが、勉強が苦手な子どもは、自分が覚えているのかどうかも分かっていないことが多いです。 例 […]

点数が上がらない

5教科で10点下がった… お母さんたちの不満、または不安の中に、「うちの子のテストの点数が上がらない」というものがあります。 例えば、前回のテストで5教科合計で350点だった。今回は340点だった。点数が落ちてるわ…。というたぐいのものです。 もちろん、毎回順調に得点が上がっていけば嬉しいです。 お小遣いだってあげたくなってしまうかも知れません。 でも、長い間学校のテストを観察していると、「実はで […]

思い出し怒り

「そうなんですか?知らなかった…。」 学校の懇談などでお母さんは先生とお話しします。 ときには耳が痛い話や「知らなかった!」というような話を聞かされることがあります。 例えば、宿題をちゃんとしていない、忘れ物が目立つ、授業中に比較的落ち着きがない…。 お母さんからすると大変ショックですし、ムラムラと怒りが湧きあがってきますよね。 「あの子ったら、私に何も言わなくて…。腹立つわぁ…。」 「こんなに先 […]

明日の時間割をそろえるときに

明日の時間割を揃えるときに 中学生だと教材が多すぎて「置きべん(教科書を学校においておくこと)」している子供もいるかと思いますが、そうでない子供や、小学生に是非実践して欲しいことがあります。 少し面倒くさいですがとても役に立つ作業です。しかも、結果的に勉強がとても理解しやすくなります。 それは、家で明日の時間割をそろえるときに、数分で良いので各教科の教科書やノート・プリントを眺めること。これだけで […]

カウントダウン・カレンダー

計画表を作りました 期末テストが近づいてきました。 多くの学校では実技系科目も含めて9科目の試験が行われるかと思います。 とはいえ、子どもはまだまだ部活動三昧。 夕方帰宅したと思ったら、もう疲れてしまっていて学校の宿題を終わらせることで精一杯。 もっと計画的にテスト勉強してくれないかな、と悩むお母さんも多いと思います。 子どもは子どもで、実はテスト勉強もしなくてはいけないと分かって入るのですが、何 […]

言葉の遺伝

そんな過激な言葉… 子どもの言葉遣いにドキッとさせられることが少なくありません。 やはり一番びっくりするのが過激な言葉です。 こういう場所で文字に起こすと問題があるかもしれませんが、「●ね」、「●すぞ」(すみません。過激すぎて文字にできません)、といった言葉を友達に投げかける子は一定数います。 もちろん、本気ではないんです。 関西人的なノリの部分で言っていることも多いと感じられます。 そして、多く […]

日常の動作

日常動作を観察すると 私の勤務している塾では、結構多くの生徒(小中学生)が自転車でやってきます。 駐輪場を整頓するためと、生徒の安全確保のために「立ち番」と称して塾にやってくる子供たちのお出迎えをします。 その時気付いたのが、自転車を止めて駐輪するときの子どもたちの動作。 何となくではありますが、自転車を止める動作を見ていると、その子の学力との相関関係があるのではないかと考えるようになりました。 […]

マル付けする前に

自己採点ができない子ども 宿題やらテスト前の勉強やらで、子どもたちは自己採点することがあります。 当然私たちは「間違えた問題はしっかりと間違い直しをしなさいよ」と言います。 でも、お母さん、私たちは「間違い直ししなさい」とは言いますが、間違い直しのやり方を子どもに教えてあげたことがあるでしょうか。 これは学校の先生にも言えることだと思います。果たして「間違い直し」とはどういった作業なのでしょうか。 […]