夏休み、1週間経過

1週間経過しましたね

こんばんは、授業コマ数が多くてヘロヘロになっている149teacherです。

夏休みが始まって1週間経ちました。

お母さん、しんどくないですか?

子どもは朝も早く起きてこないで、ダラダラしている。気が付いたらもうお昼。あたふたとお昼ご飯の用意をしているのに、ちらっと眼をやってみると子どもはスマホやゲームに夢中…。

これは報われないですね。報われるわけがありません。

お仕事をされているお母さんもそうです。食事の用意やら何やらと気を回さないことは山ほどあるのに、子どもは勉強しているのやら、ゲームしているのやら訳が分からない。

私もそうですが、物事が思い通りに運んでいないとき、自分の気持ちを落ち着かせるために「現状肯定」しがちです。

どういう事かというと、イライラしたりむかっ腹が立ったりしたときに、怒りに任せて子どもにきつく当たってしまうことがあると思います。でも、怒った後の脱力感がお母さんの全身を覆ってしまいます。これはとても楽しくない感情ですよね。

こういうことが繰り返されると、私たちは「流す」ことを優先してしまうと思うのです。

「一人でイライラするだけバカらしい。」と思ってしまうのです。そうすると、どういう発想に至るかというと、

「うちの子は、こんなものだよね。こんなもので良しとしないとね。」

と自分に言い聞かせて、お母さんのイメージする「ノルマ」に到底達していない子どもの成果に対しても「はいはい、見ました。一応やったんだね。」と事実上、子どもの現状を認める言葉が出てきてしまいます。

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このような流れは、ハッピーではありません。

では、どうしたら良いか?

ごめんなさい。私にも答えはありません

でも、できることならば、お母さんから見てほんのわずかな成果かもしれませんが、今日の子どもの成果をしっかりと確認して、「あなたの今日の努力を見たよ。」とだけ伝えるのはどうでしょうか。だって努力していないわけではないのですから。

子どもは、自分の今日の成果が、お母さんのお眼鏡にかなわないことは百も承知です。子どもたちって、実は分かっていることが多いです。

ですから、子どもは内心ドキドキしています。「この位の取り組みだと、お母さんに怒られるかな?」と。

その状況で、お母さんから「はい、ちゃんと見ましたよ。今日の成果はこうだね。明日も頑張ってね。」と返されると、少し拍子抜けすると思います。

でも、その経験を繰り返しているうちに、子どもは自分で気づいてくるようになることが多いようです。

「お母さんは、冷静に僕(私)の取り組みを見ているな。」

子どもは認めて欲しい

子どもは、親に認めてもらいたいという気持ちが強いです。自分が少し手を抜いていることに対して、お母さんが怒るわけでもなく嘆くわけでもなく、ある意味淡々と反応してきた。

はて、どうしよう?

自分は次にどのようにしたら良いのだろう?と考え始めるのです。

本当はもっとちゃんとしなければならないことは分かっている。お母さんがキレたら、むしろお母さんはあきらめてくれるかもしれない。そうなったら、明日からもこの調子で良いや。

でも今日のお母さんはキレているわけでもない。

こうなると、子どもは子どもなりに考えるのです。しかも考えのベースには「お母さんにちゃんと認めてもらいたい。」という方向で。

仕方がない、明日はもうちょっと本気でやってみようかな。

 

勉強に対するハードルはこうやって少しずつ上げていくものではないかと思います。子どもが自分からほんの少し努力の幅を広げてみようとする環境を作っていくことが大切なのではないかと思います。

明日も、同じように反応してみましょう。

そうしているうちに、「この子、今日は結構頑張ったじゃない!」と思えるタイミングが訪れるかも知れません。その時は、大げさすぎる位に褒めてあげて下さい。

「今日は、とっても頑張ったね!お母さん、感心したよ。とっても良い一日だったね。」と言ってあげて下さい。

子どもたちは、お母さんに心から認めてもらいたいのです。これは間違いありません。

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