蚊やり豚
こんにちは、149teacherです。
今日は休みだったので、午前中に妻と末っ子(小6・男児)と一緒に買い物に行きました。そのとき、ふと見つけて買ってしまったのがこれです。
これ、「蚊やり豚」というそうです。知りませんでした。
我が家では蚊取り線香は使ったことがないのですが、私が何となく家にも欲しいな、と思っていたんです。
で、今日買い物先でたまたま安くなっているのを見つけて思わず買ってしまいました(正しくは妻に買ってもらいました)。
その足で、蚊取り線香も購入。
帰宅してから、早速使ってみようということになって、息子と準備したのですが、私は豚の体の中に蚊取り線香のスタンドを立てて使うものだと思っていたのです。
ところが豚の中は平らになっておらず、蚊取り線香のスタンドが安定して立つ形態にはなっていません。焦りました。
使い方が分からない
ふと気が付くと、蚊やり豚の上から長い針金がループ状に通されています。
はて?
全く分かりません。
こうなったら、調べるしかありません。
インターネットって便利ですよね。調べてみたら、ありました。
「カモシカ商店」さんというブログなのですが、ぴったりのページを見つけました。
https://www.komono-omiyage.com/blog/recommend/how-to-kayaributa/
スタンドはいらなかったのですね。この針金に蚊取り線香を引っかけて吊るすのだそうです。
これで一安心。
お母さん、ごめんなさい。いったい何の話をしているの?と思われたと思います。
今日、私が聞いて欲しかったのは、
「知らないことは、調べる。」ということです。
塾では日々、子どもたちに色々な質問を受けます。こちらは大人ですし、塾の教師です。できることならば、子どもからの質問に対して「それはね…。」と即答してあげたいです。
でも、自分の知識量なんて知れています。
子どもの質問全てに、その場で的確に答えるなんて芸当はできません。
でも、そこで子どもの質問に対して適当に流してはいけない、ということは肝に銘じています。分からないことに対しては、「ごめん、先生にはすぐに分からないから、調べておくね。次の授業のときにお返事するね。」と言うようにしています。
これは、(私だけかもしれませんが)結構勇気がいります。
知らざるを知らずと為す是知るなり
「え~!先生、知らないの?」といった反応を受けることは、ある意味怖いことなのです。「あの先生、何にも知らないね。」といった印象を子どもに与えたくないという保身の気持ちが働いてしまいます。
お母さんはどうですか?
子どもから難しい疑問が投げかけられたとき、どのように対していますか?
「はぁ、そんなこと知らんし!」と、言いたくもなってしまいますが、ここが肝だと思うのです。
「お母さん、すぐには答えが見つからないわ。手が空いたら調べてみるね。あなたも、自分で調べてみてくれる?答えが分かったら、お母さんに教えてちょうだい。」
子どもが答えを見つけ出したら、「そうなんだ。お母さん、知らなかった。ありがとう。おかげてお母さんも一つ賢くなったわ。」
知らないことを恥ずかしがったり、知ったかぶりをすることほどもったいないことはありません。
子どもに対して、
① 知識や情報は無限にあって、全てを身に付けることは不可能であること。
② 今は物事を調べるツールがたくさんあって、昔に比べると圧倒的に短い時間で調べる作業がはかどること。
③ 新しい知識や情報を得ることは、素直に嬉しく感じること。
を伝えてあげて下さい。
蚊取り線香のほのかな匂いが狭いわが家を包んでいます。