こんばんは、149teacherです。
高校入試が近付いてきましたが、
同時に中1・中2の子どもたちにとっては、年度最後の学年末考査が近付いてきました。
特に中学2年生にとっては、内申点対策の最期の「練習」になります。
このテストに向けたテスト勉強を少しでも上手にこなすことで、いよいよ新年度から始まる中学3年生のテスト勉強に向けた体制作りができます。
まずは2月25日開始のカレンダーを上げておきます。
カウントダウンカレンダー
すみません。まずは1種類のみになってしまいました。
できるだけ早く他の日程のカレンダーも用意しますね、
ルールの説明
このカレンダーの使い方を説明します。
使い方
使い方はいたって簡単です。
- 1教科の勉強時間を30分=「1セット」と考えます。
- カレンダーの右にある『〇印(最低)』の欄に、それぞれの日に何セットできるかを考えて、その数を記入します(部活動や家の用事などを考えて、実現可能なセット数を記入しましょう)。
- 毎日、自分でセットの割り振りを考えながら各教科のテスト勉強を進めます。
- 30分を超えたら、その教科の勉強はストップして下さい。延長はなし。
- 勉強した科目の欄に〇印を書きます。
これを毎日進めていきます。
進み具合を視覚的に見る
何日か勉強を進めてみると、教科に偏りができていることがあります。
例えば、数学は毎日取り組んでいるけれど、国語は全く勉強していない、とか、
実技系科目が何をやったら良いのか分からないので手付かずになっている。
というようにです。
そういった偏りを日々修正していきます。
国語のテスト勉強をしていないのであれば、2~3日間、最初の1セットを国語にする。
実技系科目のテスト勉強方法が分からなければ、教科書・ノート・プリントをまずは読んでみて、最近どのような授業があったのかを思い出してみる。又は、学校で友達にどんな勉強をしているか聞いてみる。
このような作業を繰り返して自分の勉強方法、自分の癖を修正していきましょう。
3つ、注意してください
この勉強方法を進めるにあたって、気を付けて欲しいことが3点あります。
- 文系科目↔理系科目 を交互に行う
- 1セットのノルマを決める
- 〇印が均等になる必要はない の3点です。
①については、脳をできるだけ効果的に使うためです。いわゆる文系科目と理系科目では勉強しているときに活躍する脳の部分が違うそうです。数学を1セット30分集中して取り組んだら、次は英語を1セット行う。このようにして「理系脳」と「文型脳」を交互に使いましょう。そうすることで、脳の各々の場所は30分ごとに休憩することができます。
②は、ダラダラ防止。「今から30分社会の勉強をするぞ」と思いながら、何となく教科書を読んでみたり、「数学を頑張ろう」と思いながらも、問題をぼーっと眺めて30分が過ぎるのを待つような取り組みは、もちろん何の効果もありません。ですから、セットを始める前に少し自分にとって厳しめのノルマを設定しましょう。
「この数学の問題集の105ページから107ページまでを、30分で絶対に解き切る。」
「歴史の教科書の『江戸幕府の成立』の部分を声を出して読んで、太字の言葉を何回も紙に書いて練習する。」
というように。
そして、先ほども書きましたが、30分が経ったら、時間切れです。次の教科に移って下さい。続きは明日にでもしましょう。
③については、当然なのですが、今日から7日間で〇印が18個付けられそうだとします。だからと言って9教科それぞれを2セットずつする必要はありません。苦手な科目は増やして良いですし、テスト範囲の狭いものは減らしても良いです。大切なのは、全体的に取り組むこと。
この練習を中学2年生の内にしておきましょう。
お母さんも協力して下さい
子どもがこのカレンダーを使ってくれたら、お母さんにもお願いがあります。
日々、進み具合を子どもと一緒に確認してください。
そして、子どもが意図せず偏った勉強をしていたり、特定の教科の勉強方法が全く分からず、手を付けることがいなくなっていたりしていたら、助け舟を出してあげて下さい。
上手にアドバイスできなければ、「友達に聞いてみたら?」「学校の先生(塾の先生)に相談したら?」
と声をかけてあげて下さい。
他人の考えを聞くことで、子どもは客観的に自分の特徴を掴むことができます。
そういった経験がいざ受験生となったときに活きてくるのです。
子どもは放っておくと、とてつもなく「我流」な勉強をしがちです。
それに気づいて、やんわりと修正してあげることがこの1年間でとても大切な作業になると思うのです。
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