ケアレスミス

ケアレスミスが多い

こんにちは。明日健康診断を控えている149teacherです。

今月で49歳。体のあちこちが痛む年頃です。あまり気が乗りません。でも、家族のためにもまだまだ倒れるわけにはいきません。健康管理って大切ですよね。

今日、日曜も塾の子どもたちが自習に来てくれました。個人的にはもっと沢山の子どもが来てくれたらな、と思いもしますが、まずは次週に来てくれた子どもの勉強を一所懸命手伝っていました。

子どもの勉強の取り組みを見ていると、とてももったいない間違いをしているケースが少なくありません。というか、多いです。

いわゆる「ケアレスミス」ですね。

足し算するべきところをかけ算している。

過去形なのに現在形のareで答えている。

「記号で答えなさい」となっているのに言葉で答えている。

「漢数字で答えなさい」となっているのに、算用数字で答えている。

…キリがありません。

「うっかりしていた」

で、子どもたちはどういう反応をするのかというと、「うっかりしていた」と返答します。

確かにそうですよね。うっかりしていたから、本来正解できる問題を落としてしまっています。

ここからが、分かれ道です。

ほとんどの子どもたちは、「うっかりしていただけだから、この間違いは大したことじゃない。」と考えます。ですから、さっさと正解を赤ペンで書き足して終わりにします。

でもね、149teacherからすると、こういった間違いが一番怖いのです。

本来得点できるはずの問題をみすみす逃してしまっている。でも、本人はさして大ごとだと考えていない。

違います。本来正解することができる問題であるならば、何としても正解しないといけないのです。それを間違ってしまったということは、「全然分からなかった」問題よりも深刻なのです。

全然分からなかった問題を、先生やお母さんの助けを借りて「できる」ようになることはもちろん大切です。それだけ力が付くのですから。

でも解けるはずの問題を間違ってしまったことは、私から見るとその数十倍困ったことなのです。だって、正解できたのですから。

入試のとき子どもには大きなプレッシャーがかかります。普段とは違う緊張感です。そういった環境の中で、いかに平常心を保って、いつも通りの力を出すことができるかが勝敗の分かれ道なのです。

皆が解けないような難しい問題は解けなくて良いです。そんな問題は合否に直接影響しません。後日赤本などで公開されたときに、私たちのような学習塾関係者にバカにされないように仕込んだ「捨て問題」です。

大切なのは、今までに一度でも習ったことがあるような問題を正確に答えることができるかかどうかです。

今まで勉強した内容を丁寧に再現出来たら必ず合格点に到達します。いや、場合によっては受験生の中で最高得点を得るかもしれません。

それだけ、「分かる問題は必ず正答する」と子が大切なのです。

ごまかしてはいけません

「うっかりミス」「ケアレスミス」などと言ってごまかしてはいけません。

そのミスが将来致命傷になり得るのです。

お母さん方も、子どもの宿題などを見られたときに、基本的な問題を子どもが間違えていたら、正しく心配してください。

そして、今私がお伝えしたようなお話を子どもに聞かせてあげて下さい。

「うっかり」は本当に怖いのです。

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