宝塚北高校

こんにちは、149teacherです。

高校所感、今回は宝塚北高校です。

宝塚北高校

ブランドですね。宝塚北高校。
私の塾でも志望者は少なくありません。

宝塚北高校を志望している子どもの特徴は
次(大学)を考えている子、と言って良いのではないでしょうか。

中にはその次を考えている子どももいます。つまり将来の夢。
特にGSを志望している子どもは、将来へのビジョンをしっかり持っています。

ほとんどの子が、高校受験がゴールとは思っていないんです。
そこが一番大きな特徴です。

授業は大変そう

合格した子どもが、時々塾に顔を見せにくれることがあります。

その中で印象的なのが、

「149teacher。僕ね、中学生のときには数学が得意だと思っていたんですけれど、あれね、間違いでした。」
といったような台詞。

当然ですが、レベルの高い生徒が集まってくるので、いつまでも「お山の大将」ではいられないのでしょうね。

あと、高校時代の3年間を思い出して、「何も楽しくなかった。勉強ばっかりだった。」という卒業生もいます。

そんなことを聞くと、厳しいばっかりの学校なのかな、とも思いますが、
同時に、彼らの表情には上手く言葉にできない「プライド」が感じられます。

「自分は宝塚北の生徒(卒業生)だ。」
という自尊心が感じられます。

さぞ、大変な高校生活を送ったのだな、と思います。
と、同時に中身の濃い3年間を送ったのだろうなと思います。

その宝塚北高校の合格目標ラインを検証します。

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内申点は220点が目安

私の持っているデータで検証すると、
合格している生徒の内申点は平均で約220点。

やはり高いですね。200点に満たない内申点で受かるのは中々難しいと思います。

ただ、面白いのが、宝塚北高校に受かっている子どもって、
中3の2学期の成績に「3」の付いている教科が1つある子がそこそこいるのです。

もちろん、皆ではないのですが、「3」が付いている子どもがいるのって面白いですよね。
しかも、数学・理科は4か5という生徒がほとんどです。

つまり、3が付いているのはその他の英語や社会などの科目であることが多いです。

因果関係は分かりませんが。

いずれにしても2学期の通知表の成績を基にした内申点としては220点が目安です。

 

当日は

宝塚北高校を目指す子どもたちだけあって、入試当時の得点力は中々高いです。

目安としては500点中360点位だと思います。

兵庫県の入試問題は数学と理科が中々難しいのですが、宝塚北に合格する子は
理科では60点以上、数学では70点以上を取っていることが多いです。

推薦のGSとは別枠であるとはいえ、傾向としては宝塚北高校は何となく理系寄りのキャラクターですね。

 

目標得点

結論としては、第1志望加点(20点)を含めて410点を狙って下さい。

ざくっと言うと、
内申点 220
当日  360(2分の1で180点)
加点   20
合計  420
あれば十分大丈夫だと思います。

410点でも合格は出ているので、自分の持ち点(内申点)を踏まえて
健闘して下さい。

 

合格発表の雰囲気

余談ですが、
宝塚北クラスの学校になると、合格発表の瞬間の空気が独特です。

普通の高校でしたら、
合格発表のとき、

合格者の番号がパッと掲示されますよね。

その瞬間に、
キャーっというような大きな声が響き渡ります。

そりゃあそうですよね、緊張の一瞬ですから。

それに比して宝塚北高校。

3月19日位に合格発表があるのですが、
午前10時に合格番号が掲示されると、

ホーッというような吐息がたくさん聞かれます。

何か独特です。

「よっし、宝塚北に入れたぞ。」
といった安堵の雰囲気が場を支配します。

歓喜の空間ではないんです。

これもまた、独特です。

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