市立伊丹高校(高校所感 その3)

こんにちは、149teacherです。

今日は高校所感の第3弾。
少し気になる学校である、市立伊丹高校です。

 

市立伊丹

県立伊丹高校と区別するために、「いちいた」、地元の方からは「市高(いちこう)」と呼ばれていますね。
一般入試の定員は200名。

部活動ではレスリングとなぎなたが有名です。

また、女子の制服が可愛いと人気があるようです。

 

難易度は急上昇しています

その市立伊丹ですが、
ここ最近、人気が高まっています。

平成31年度の一般選抜での倍率は1.33倍。
中々ですね。

インターネット上では色々な学校評価についてのサイトがあり、
3~4年前までは、市立伊丹の普通科の目標偏差値は
大体48~50位だったようです。
(今でもそのあたりの数値を表示されているサイトもあります)

でも、私の肌感覚からすると、
「いやいやいや、絶対もっと高いぞ。」
というものです。

正直、私の把握している限りでは、
目標偏差値は53~54位になっているのではないでしょうか。

県立伊丹、尼崎北、伊丹北、宝塚西、そして市立伊丹。
このあたりの学校は、ほとんど難易度は同じと見てよいのかも知れません。

少し前の伊丹エリアの受験生たちでしたら、
第1志望 県立伊丹
第2志望 市立伊丹
と言った選択があったと思うのですが、

現在は、この選択は絶対に無理だと思います。

 

目標スコアは?

恐らく、第1志望加点の20点を除いて340点位は最低限必要なのではないかと思います。
ざくっと内訳を考えると、
内申点が190点、
入試当日の得点が300点。

と、言いたいのですが兵庫県の公立高校の入試で300点を取ることは
中々ハードルが高いと思います。

全受験生の平均点が265点でしたから、平均プラス35点。

うーむ。
やはり、どう考えてみても、偏差値50前後で合格する数字が出てきません。

 

第2志望の受験生が怖い

しかも、伊丹エリアの受験生の中には、
第1志望 尼崎稲園
第2志望 市立伊丹
という選択をするケースも見られます。

そして、この受験生が第1志望の尼崎稲園の合格ラインに達しなかった場合、
当然、市立伊丹の合否判定に加わってきます。

彼らは内申点を220点近く持っています。
そうすると、
例えば、入試当日実力を発揮できなくて受験生の平均点(265点)位の得点だったとします。
これは、彼らにとって「失敗」ともいえる成績です。

彼らには第1志望加点の20点がありませんが、それでも総合得点で
350点位は手に入れることができます。

第1志望加点の20点を足して、何とか340点、という受験生は
「余裕で合格」という安心感を持つことはできないと思います。

 

結論

どうしても市立伊丹に受かりたい。
という、受験生。

できれば、内申点は200点位あった方が良いと思います。

そして、入試当日に300点。

頑張ってください!

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