こんばんは、149teacherです。
今日の仕事が終わり、帰宅。
ホッとして、のんびりしたいところですが、
授業終了後、しばらくの間は脳内にアドレナリンが必要以上に分泌されているせいか、
妙に頭が冴えてしまって、妻や子供に色々ととりとめのない話をしてしまって、迷惑をかけています。
で、色々話をしたいことの中の1つを、お話しさせてください。
過去問、解いているよね?
高校受験生の皆さんは、入試が目の前に迫ってきて、焦りや不安が沸き上がってきていることでしょう。
学校の先生や塾の先生に指示されて、過去問をしっかりと解いていますか?
全く解いていない。そもそも過去問の問題集を買っていない、と言う人はまずいないと思います。
手元にありますよね。
そして、時間を測って、受験校の過去の問題に試験に取り組んでいることと思います。
以前の記事にも書きましたが、せめて過去5年分☓3回位はこなして欲しいです。
もちろん、それだけの分量をこなそうと思うと、結構な時間がかかります。
学校にも行っているし、塾にも通っているし、他にも正直やりたいことがあるし…。
そんなことをモヤモヤ考えているうちに、日にちばっかり経っていませんか?
そして、過去問の取り組み方が結構いい加減になったりしていませんか?
解いた後、どうしている?
実際に過去問を解いてみましょう。時間を測って。
難しい問題もあります。
習ったことはあるけれど、思い出せない用語が出てきます。
イライラしますね?
でも、時間はしっかりと測りましょう。
当日、どのくらいのペースで解かなければならないかを実感するためです。
問題の後半に、とてつもなく難しいものがあります。
「こんなの学校で習ったことない!」というように感じられるものもあります。
でも、時間一杯まで悩んで下さい。
採点しましょう
解答時間が終わったら、採点です。
ドキドキですよね。
自分の目標点に届いているかどうか、ものすごく気になります。
採点してみて、どうでしたか?
満足な得点になりましたか?
少しどころか、かなりがっかりだったかもしれません。
でも、そこからが大事です。
「あ~ぁ、こんなんじゃ落ちるかも…。」なんて落ち込んでいる時間はありません。
できなかった問題を必ず解き直してください
塾に来ている子どもの取り組み方を見ていると、見事に3つのパターンに分かれます。
- 丁寧に間違えた問題を解き直して、「次は間違えないぞ。」という意思が感じられる子ども
- 一応間違い直しをしようとするが、良く見ると正解を赤ペンで書き写しているだけの子ども
- 何もしない子ども
どの取り組みが良いのかなんて言うまでもありません。
今が頑張りどころです
小学生のときから、子どもたちは「自己採点」→「間違い直し」という作業を繰り返しています。
でも、その作業の持っている意味を理解している子どもは必ずしも多くはありません。
どちらかというと、多くの子どもは、間違えた解答の上や横に正しい答えを赤ペンで書くことが間違い直しだと信じて疑っていません。
でも、それでは困るのです。
間違えた問題にもう一度向き合って、どこで間違えたのかを自分自身で確認しなければなりません。
そのような習慣のない子ども(受験生)には、過去問に取り組むことはとてつもなく苦痛です。
できなかったことだけを再認識するだけですから。
そうではなくて、間違えた問題にもう一度アタックして、解けるようにすることが大切なのです。
お母さん、過去問チェックをお願いします
子どもが過去問を解いていたら、お母さんにも過去問チェックをお願いしたいと思います。
80~90%の確率で、子どもは正しい間違い直しをしていません。
だからと言って、そこで子どもをっても仕方がありません。
今は時間との戦いです。
子どもが丁寧に間違い直しをしていなかったら、
「別の年の過去問を解く前に、この年の問題の間違えたところを直してみようよ。」
と働きかけて下さい。
お母さんが一緒に解き直す必要はありません。
子どもがどうしても一人で解決できなかったら、「先生に質問しておいで」と言って下さい。
それで子どもが、「できなかった問題は解決しなくてはならないんだ。」
「解決できていない問題があることを、お母さんは知っているんだ。」と思わせましょう。
「頑張ろう」と思っている子どもは、ここでアクションを起こすことができているはずです。
ウソをつく子どももいます
中には、「間違い直しをして、全部理解できた。」と豪語する子どももいます。特に男の子。
これは中々信用できません。
「怪しいな」と思ったら、
お願いがあります。
お母さんやお父さんにとっては大変負担になることなのですが、
「私に解き方を教えてちょうだい。」
と、子どもに伝えて下さい。
いざ、人に説明しようとなると、中々上手くは行きません。
何となく分かったつもりでも、正しく理解できていなければ人に説明することはできません。
その下手くそな説明を少し我慢して聞いてあげて下さい。
別に、「ほら、やっぱり分かっていないじゃない!」と子どもをってもらう必要はありません。
そんなことしなくても、子ども自身が十分に恥ずかしい思いをしていますから。
あとは、子どもに、「今は頭の中が混乱しているみたいだから、明日にでも、もう一度教えてね。お母さんその問題の解き方がとても気になるわ。」と、次のミッションを与えて下さったら良いのではないでしょうか。
もちろん、毎日、こんなことをするのはとんでもなく負担だとは思います。
でも、大切な我が子の将来のためにも、毎日とは言わないまでも、週に何回かはこういった時間を少しでも確保してあげて下さい。
体は大きくなって、背も高くなってお母さん追い越しているかも知れませんが、
高校受験生は、まだ15年程度しか生きていません。
心の中はまだまだ子ども、いえ、赤ちゃんなんです。
必要な時に、必要なサポートが必要なんだと思います。
こんにちは、149teacherです。 1月も終わりに差しかかり、段々と高校入試が近づいてきました。 受験生の皆さんは、しっかりと過去問対策をしていますか。 私の塾でも多くの受験生たちが毎日コツコツと取り組んでいます。 […]