懇談模様

こんにちは、149teacherです。

お久しぶりです

久しぶりの記事になってしまいました。
休校明けからの臨時時間割、
お盆休みを返上して夏期講座。
夏期講座の前後の期間には、保護者懇談…。
先月ついに50歳になってしまった私には、体力的に中々厳しかったです。この記事を書いている今も、体のあちこちからギシギシと音が聞こえてくる気がします。

保護者懇談

小学生のお母さん方とは、7月中旬から下旬にかけて懇談をさせて頂きました。

今年の夏期講座は8月1日~8月17日の17日間。この間、小学生の子どもたちはおおむね2日に1回、2時間の講習(計6回)と模擬試験1回を受けてもらいました。

年度当初の予定では、夏期講座は8月17日から8月末までの予定でしたが、宝塚市の公立小中学校の夏休みが8月1日から17日に短縮されてしまいましたので、その期間内に設定。

塾側としてはこの日程にするしかない、と言いたくなってしまうのですが、
子ども側からすると、夏休み中もずっと塾がある、という状態になってしまいました。

普段でしたらさすがに8月10日~17日の間位は夏期休校でお休みにするんですけどね…。

ですから、小学生のお母さん達との懇談は、まずは2点のお詫びから始まりました。

① 授業が停滞していることに対するお詫び
② お盆の時期にも授業(夏期講習)を入れてしまったことに対するお詫び

でも、とても有難いことに、この2つのお詫びに対して全員と言ってよい位のお母さん達が好意的に受け止めて下さっていました。

3月に塾の新年度を開始する予定が、小中学校の一斉休校を受け、5月末まで通常の授業ができない状態になりました。

5月のGW明けからはZoomを使ってオンライン授業を行い、6月になってようやく対面授業の再開。

対面授業再開後も、日曜日にZoom授業を追加するなどして少しでも授業時間数を確保するようにしましたが、それでも例年通りのお盆休みを確保すると、致命的に授業時間数が不足してしまいます。

結果、お盆の期間も講習会などの授業を入れざるを得ない状況になってしまいました。

一抹の不安

でもね、頭の片隅には、ものすごい心配があったんです。

「結局は授業料や講習会の参加費を徴収するためでしょ!」
というお母さん方からの非難。

これです。

もちろん私たちも企業ですから、塾長(社長)から給料は頂きたい。
家族を食べさせていかなくてはならないのですから。

でも、お母さん達から「どうせお金でしょ。」と言われてしまうと、もうどうしようもありません。
さすがに今年の懇談は腹をくくりました。

受け止め方は様々ですから、どんな批判でも正面からお受けしよう、と。

先生こそ大変ですね

いざ懇談を進めていくと、お母さんたちは、私たちにねぎらいの言葉をかけて下さいます。

「学校の授業が止まっていてどうしようかと思っていたけど、オンラインの授業をして頂けて、子どもには良い刺激になりました。」

「先生のZoomの授業を端で聞いていましたけど、分かりやすくって良かったです。」

「先生たちが一生懸命、子どものために工夫して下さっているのが分かってありがたかったです。」

「今年は帰省するのを止めましたから、授業をして下さっても全然問題ないです。」

そして、

「先生たちこそ大変ですね。お体壊さないようにして下さいね。」

私たちにはもったいない位の言葉をたくさん頂きました。

人と人のつながり

お母さん達も、本音ではもっと言いたいことがあったのかも知れません。

もっと、塾に(私に)求めたいものがあったのかも知れません。

いや、多分そうでしょう。

でも、私たちのやってきたことに対しては、一定の評価をして下さっているのだと受け止めています。

加えると、「期待していますから、これからもしっかりお願いしますよ。」
というメッセージなのだろうと思っています。

兄弟3人、皆を担当したご家庭もあります。

お母さんも塾生で、親子2人とも担当したご家庭も。

私の子どもと同じ幼稚園に通っていて、年少さんのときから見知っている子どももいます。

娘が生まれたときに、同じ病室にいた生徒もいます。

地元でやってきたからこそだと思いますが、そこら中に知り合いがいます。

塾の近くのコンビニに行くと、レジの中の店員さんが卒業生のお母さん。

近くの中学校の社会の先生は塾の卒業生。

お父さんが、私の小学校のときの同級生。

情にうったえるわけではありませんが、
私という塾の教師を色々な角度から知って下さっている保護者・卒業生がいるからこそ

分かってもらえて、期待されているのだと思っています。

「縁」と一言で片づけるのは簡単ですが、結局は人と人とのつながりは

「個」と「個」のつながりなんだろうな、と感じています。

今回の「コロナ禍」の中で、私が得られた最大の収穫です。

明日も、全力で授業をします。

 

 

 

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