塾の先生の名前
こんばんは。149teacherです。今日は小3国語・小6算数・中2英語の授業を済ませて、自宅でゆっくりしています。
さて、塾に子どもを通わせているお母さん方、子どもを担当している先生の名前はご存じですか?
どういう事かと言うと、この質問は実は反対方向の問いかけなのです。
つまり、塾の先生方に対して、「親御さんに自分の名前を覚えてもらっていますか?」という問いかけです。
塾の先生をしている方々の中には、私の考えにして下さらない方もおられるとは思いますが、私は塾の教師はある種の「芸人」だと思っています。
自分を売り込んで、「面白くて、結構役に立つ人。」という風に子どもに受け止めてもらわないといけない、と思っています。
私の名前を覚えてくれた子どもは家で「今日149teacherがね、こんなこと言っていたよ。」とお父さんやお母さんにお話ししてくれる。
その話を聞いたお父さんやお母さんが、「そうか、うちの子が通っている塾にはそういう先生がいるんだ。」
そうやって「私」という人間を売り込んでいくんです。
子どもが私のことを家で話題にしなかったら、それは私の力量が足りなかったということになります。
お母さんたちは、自分の子どもがどんな先生に勉強を教えてもらっているか、もちろん気になりますよね。
できれば少しでも多く、担当している先生の情報を耳に入れたいと思います。
性別や世代のみならず、既婚/未婚とか、子どもの有無、出身大学、etc…。
個人情報、と言ってしまえば何もかも聞きづらいことになるのかも知れませんが、我が子を預けている大人がどのような人なのか、知りたくない人はいないと思います。
塾の教師という仕事に対しての考え方の温度差はあると思うのですが、私は基本的には全てさらけ出してしまいます。
だって、お母さんたちの大事な子どもをお預かりしているのですから、預かっている私がどんな人間か分かっていただく方が、ずっと有益だと思っていますから。
そして、お家で私のことが少しでも話題にのぼったら、とっても嬉しいです。
ほんの少しかもしれませんが、メンバーに入れてもらったような気になります。
その上で、子どもの日々の様子や勉強への取り組みを観察して、懇談会の時などにお母さんと情報を共有しようと考えています。
私の懇談は、受け止め方によっては頼りないかもしれません。
一緒に悩みたい
お母さんの疑問や不安に対して、場合によっては「もう少し一緒に考えさせて下さい。」とお答えすることがあります。
答えが見つからないことに対して、無責任に「任せて下さい。」なんて言えません。
お母さんの悩みをお聞きした上で、しばらく同じように悩みたいと考えてしまいます。
子育てにこれといった正解はないと思います。
一人ひとりの子どもに個性があって、お父さんやお母さんにも各々個性があります。その組み合わせの中で、マニュアルのような正解があるとは私の経験では考えられません。
少なくとも、お母さんがこういう悩みや不安を抱えている、という現実を正しく把握したいです。
そして我が子に対してこんな期待を抱いているという気持ちも受け止めたいです。
それらを丁寧にお聞きして、その不安を少しでも取り除けたり、子どもが期待に応えられるような行動が取れるように子どもに働きかけることが塾の教師である私の使命だと思っています。
このブログでは、ちょこちょこ通信添削やウェブ授業型の学習サービスの広告を表示しています。「塾の先生なのに何で?」とお感じになられるかも知れません。
私自身は塾での集団授業に生きがいを感じて20年以上携わっています。このこだわりは又の機会に書かせてください。
本当のプロの塾教師でありたい
でも、同時に教育に対する哲学を持ってない人物には塾の教師をして欲しくないと思っているのです。
そんな人物にお子さんが勉強を教わるくらいならば、むしろ通信添削やウェブ授業を有効に活用する方が良いのではないかと思っているのです。
もちろん、そうなったらそうなったで、多少お母さんの負担は増えるかもしれませんが…。
でも、そんなときに私のブログが少しでもお役に立てたら何より嬉しいですし、そう思っていただける記事を少しでも多く残したいと思っています。
お母さん方も、懇談などを通じて、担当してくれている先生が子供のことをどれくらい把握してくれているか、聞いてみて下さいね。
大切な我が子の教育に関わることなのですから。