休日です
こんにちは、149teacherです。
今日は夏期講習会期間中の数少ない休日です。
もう少ししたら、夕ご飯を作ろうかな、と思っています。
メニューは「唐揚げ定食」
長男(高1・男)のリクエストです。下の2人(中2・女と小6・男)も大賛成です。
子どもって、唐揚げ好きですね。
私も嫌いではないのですが、年を取るにつれて少しあっさりしたものが嬉しくなってきたりします。
チケットが当たった
さて、今日、長男に頼まれて申し込みをしたアーティストのライブチケットの抽選発表がありました。
AAAのドームツアー大阪公演。
…当選していました。本人、喜んでいます。
実は、私も音楽が好きで、10歳のときからギターを弾いています。ギター歴39年!家でもフェルナンデスのZO-3という面白いギターを弾いて、昔覚えた曲を弾いていたりします。
私が好きなのは、ハードロック/ヘビー・メタル。
初めてライブに行ったのは1983年(私、当時13歳)のNight Rangerというアメリカのロックバンドの講演でした。
一番好きなのはメタリカというヘビーメタルバンドで、1986年の初来日のライブに行って、あまりの嬉しさにライブ中、絶叫しながら歌を歌っていた記憶があります。
私の青春はハードロックとともにありました。ですから、心の底では子どもの誰かが興味を持ってくれたら嬉しいな、私の好きな曲を一緒に聞いてくれたら嬉しいな、と思っている部分は大きいです。
でも、子どもたちは、ほとんど興味を示してくれません。
私の趣味とは違うみたいです。
あ~ぁ、残念だなぁ、という気持ちもありますが、最近は「これで良いのかな。」と思うようになってきました。
親の夢
そもそも、我が家の子どもを見てきて、私は一人ひとりに自分の目から見たおススメの習い事がありました。
① 長男にはコンピュータ・プログラミングなど。
② 長女には合気道。
③ 次男にはスポーツ。
それぞれ、自分なりの根拠があったんです。一緒に遊んだり、勉強したりする中で、子どもの個性が見えてきますから。
でも、自分の考えを押し付けても仕方がないか、という気持ちも強かったんです。いつかの機会にお話しさせていただきたいと思っているのですが、私自身が習い事でろくな思いをしていないのです。
で、成り行きに任せてみると、我が子の習い事や夢中になっていることは、
① 長男はサッカー。生活の85%位がサッカー。
② 長女はダンス。今日も地元のイベントに出演するため出かけていきました。
③ 次男はサッカー。私の希望ではなく、お兄ちゃんの影響が強かったようで、サッカーをしています。
自分自身としては、誰か一人くらいギターに興味を持ってくれたら、色々教えてあげるのになぁ、という気持ちもなくはないですが、私と子どもは別の人格です。趣味嗜好は違っていてもおかしくないですよね。
子どもたちはハードロックに興味を持っていませんが、先日家族でカラオケに行ったときに子どもたちが歌う曲を聞いてみると、良い曲もあることに気付きました。私が好きな音楽の世界とは違いますが、聞いてみるとそれほど悪くない。
どころか、結構良い曲があったりします。
AAAというグループも、長男が教えてくれなかったら絶対に知らないままで終わっていたと思います。
聞いてみると、案外素敵だな…、と感じました。
子どもの思い
世のお父さん方も、我が子に対する希望は一杯あると思います。
うちの子には是非〇〇を習って欲しい、△△を身に付けてもらいたい。
親ですから、そういう気持ちを抱くことはもっともだと思います。
子どもが渋っていると、「お前はまだ幼いから良く分かっていないと思うけれど、お父さんは、お前にはこれが一番良いと思うんだ。だまされたと思って、一度挑戦してみなさい。絶対に後悔させないから。」
等と言って子どもに自分の望むな習い事をさせることもあるかと思います。
でもね、「思い」は「思い込み」につながる危険性があります。
「俺の子だったら、絶対にこの分野で成功するはずだ。」「俺でも県大会まで行けたのだから、あいつはもっと上を目指せるはずだ。」
中には、親の期待を素直に受け止めて、必死になって結果を出す子どももいると思います。それを否定はしません。
でも、そういう子供ばかりではないと思います。
何も、積極的に色々な習い事を体験させましょうとは思っていません。
子どもが自発的に「◇◇をやってみたい。」と口にしたら、前向きに考えてあげても良いのではないでしょうか。
長男はハードロック/ヘビーメタルには興味をしましませんが、サッカー大好き人間です。
家で一緒にサッカーの試合を見ていると、隣で色々な解説をしてくれます。
得点シーンの前の前の前、位のプレイでとても重要な動きがあったりするそうです。そんな解説を聞きながら、自分が良く分かっていないサッカーを観戦するのも結構楽しいです。
一番面白いのは、息子が「あっ、あそこにスペース開けたらダメだ。」といった5秒後くらいにテレビの解説者の方が同じセリフを言うことが良くあります。
こいつ、本当に好きなんだな。これだけ好きなことが見つかって良かったな。と心から思います。
家族それぞれが、自分の好きな世界を持っていると面白いです。我が家は5人家族ですから、自分の世界の広さ×5の世界に触れることができます。
そんな環境を面白がる方が、私は幸せだと思っています。
親が、自分の夢を子どもに託すことは決して悪いことではないと思います。でも私はそういう選択しませんでした。その結果、私としては、家族全員の世界観が広がったのではないかと思っています。