塾にお任せします!

「任せる」は嬉しい言葉なのか

こんにちは。149teacherです。

3連休の真ん中の日曜日、いかがお過ごしですか。

お父さん方は「明日も休めるなぁ。」と幸せに浸っているかも知れませんね。

それに対してお母さんは「明日もお昼ご飯のことを考えないといけないなぁ…。」と若干マイナスな気持ちを抱えておられるかも知れませんね。

私は土日は仕事なので、世の中の連休ムードとは無縁です。今日も仕事を終えてこの記事を書いています。

お母さんとお話をしていると、塾に対する信頼感を感じることができて本当に嬉しいときがあります。私たちの指導方法に賛同して下さって、大切な子どもを預けて下さっているということなんですね。

お付き合いの長いお母さんの中には、強烈な「援軍」がおられます。

子どもが「今の塾を辞めて、別の〇〇塾に移った方が僕の成績が上がるかも…。」と言い出したことに対して、あるお母さんは「何を言っているの?あなたの家での勉強の仕方を見ていると、どの塾に通ってもあなたはあなたのままよ。塾を替えたら成績が上がる何ていう甘い気持ちは、お母さん認めないよ。」

と言って、子ども自身の勉強に対する甘い気持ちを見抜いて論破して下さるお母さんもおられます。

有難いです。ここまで信用して下さったら、私も期待に応えなくてはなりません。気を引き締めて授業に臨もうと、決意を新たにします。

一方で、塾を信用して下さっているとは思うのですが、「子どもの勉強については全面的に塾にお任せします!」と仰るお母さんに対しては、何ともモヤモヤした気持ちが残ってしまいます。

確かに、子どもの勉強を見させてください。その対価として授業料を払って下さい、とは言っています。

でも、だからと言って子どもの勉強、もう少し細かく言えば勉強に対する動機付けや勉強することの意味を理解させることを全て塾に任せますと言われると、正直「それは違いますよ。」と言いたくなります。というか、言ってしまいます。

子どもは家族の一人です。お母さんやお父さんの大切な宝です。

勉強で苦労しない子になって欲しい、という気持ちはもっともです。

でも、だからと言って「塾に入れたのだから、勉強については全てお任せします。私は仕事もあって忙しいので、子どもの勉強を見ることができません。」と正面から言われてしまうと、とても悲しい気持ちになります。

もちろん、勉強については可能な限り子供の面倒は見ます。授業料を頂いているのですから。

ですが、そのことと子どもの学力を伸ばすこととは実は別だと思っています。

私たち塾教師が子どもに接することのできる時間はせいぜい週2時間です(私の勤務する塾の場合)。昨夜の睡眠時間にも満たない時間です。

その短い時間を使って、私はできる限りの影響力を子どもに与えようとしています。

すなわち「塾で一生懸命勉強した内容を、家でも必ず復習するんだよ。復習しなければ、結局は忘れてしまうんだよ。頑張って授業に参加したのに、その内容を忘れてしまうのはもったいないよね?」と。

子どもには塾での勉強を刺激として、家でも最低限の復習をして欲しいです。

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お母さんのバックアップが欲しい

そして子どもが復習しようとして勉強しているときには、お母さんに声をかけて頂きたいです。

「今日はどんな勉強をしてきたの?」

「難しい?分からない問題があったら、次に塾に行ったときに先生に質問したらいいんじゃない?」

「先生に聞きづらいのだったら、お母さんが塾に連絡してあげようか?」

私は、お母さんに子どもと一緒になって勉強して下さいとはおもっていません。

ですが、子どもの家での取り組みを見てあげて、

「頑張っているね。」と励ましてあげて欲しいと願っています。

そして、子どもが勉強に行き詰っているときには、「塾の先生に質問してみたら?」と子どもに提案して下さい。

塾に行かせているのだから、勉強については私はノータッチでいたほうが良い、と考えるお母さんがおられますが、せめて、

「あなたが頑張って塾の宿題に取り組んでいることは、お母さん分かっているよ。」

「一人で解決できない問題があったら、お母さんには分からないこともあるけど、塾の先生に聞いてみたら?」

と、声をかけてあげて頂きたいと思います。

子どもの勉強を手伝う、というのは、勉強を教えてあげる、ということだけではないと思うのです。頑張って勉強している子どもの姿を認めてあげて、子どもがさらに意欲的に前に進もうとしている状況を後押ししてあげることも、とっても大切な「応援」だと思います。

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