こんばんは、149teacherです。
懇談が続いたか思うと、間髪入れず冬期講習会。
中々このブログの記事を追加することができません。
昨日は中途半端なところで夕食係の時間になってしまいました。
今日は真面目に書きます。
塾の面談で
知り合いのお母さんの話です。
娘さんが高校3年生。
保育に携わりたくて4年制大学の保育系の学部への進学を目指しています。
現在地元の個別指導塾に通っており、担当の先生(大学生)も大変優しく指導してくれて、
本人は大変満足しています。
先日、懇談があり、母子と教室長の3名の面談を行いました。
教室長が…
この教室長さん、女性なのですが
面談当初からかなり「上から目線」で親子に話をしたそうです。
お母さんは、この教室長の態度に大変立腹しており、
塾を辞めさせようか、位まで考えたとのこと。
例えば、娘が英語が得意教科だと答えたところ、
突然流ちょうな英語を話し始めて、
「今の英語、訳して頂戴。」
娘さんが必死になって訳してみると、
「まぁ、間違っているとは言えないわね。」
以前このブログに書きましたが、
私は特に外国語の指導に携わる者は謙虚でなくてはならないと考えています。
自分が外国語が得意であることを鼻にかけた瞬間から、生徒の心は離れていきます。
「私、すごいでしょ?」なんて、聞きたくないですから。
子どもが知りたいのは、
そうやって外国語を習得したか、というプロセス。
そして、子どもが喜ぶのは、
外国語を使うことができると、それだけ世界が広がるんだ、という
ワクワク感です。
その記事はこちらからどうぞ
また、娘さんがあるスポーツが好きだという話になると、
直近に行われた国際試合を話題に出し、
相手国とその試合結果を尋ねました。
受験勉強中の娘さんは、
残念ながらその試合については詳しく覚えていなかったそうで、
「分かりません。」と答えました。
すると、「そう、プロじゃないわね。」
(プロの意味が良く分かりませんが。)
というような調子で、終始自分が上に立ち、
相手を見下すような話し方だったようです。
というか、そもそも何についての面談なのかなあ、という質問のオンパレード。
普段からも気になる言動が
また、娘さんの話によると、
この教室長さん、職員室でしょっちゅう学生講師を怒鳴っているらしいのです。
そもそも、入塾を検討しているときには、
今とは考えられないような愛想で、
「大丈夫です!どうか我々に面前的にお任せください!」
「ご安心ください!」
とニコニコしていたそうです。
その時とのギャップを思うと、お母さんとしては何とも言えない気持ちになったそうです。
でも、今の時期に塾を変えるのもよくないかと思うし、
何より、娘は担当の先生のことはとても気に入っているし、
とモヤモヤした面談だったとのことでした。
Merry Christmas!
同じ業界に生きている私としては
何とも悲しい気持ちになる話です。
私は、「絶対大丈夫です!」といったサービストークはしません。
そんな無責任な態度はとれませんから。
また、入塾前と後とで、生徒や保護者に対する態度を変えるなんて
もっての外だと思っています。
ましてや、生徒の見ているところで他の教師をることなんてありえません。
生徒とその教師との信頼関係がに影響を及ぼすからです。
そして、一番納得できないのは、
保護者の前で横柄な態度を取ることです。
生徒とだけではなく、保護者ともしっかりとした信頼関係を築くことが
何よりも大切なことです。
こうやって書き連ねていると、
「反面教師」としては最高の人材なのかなあ、とすら思ってしまいました。
今年もあと1週間、そして今日はクリスマス・イブ。
一年の節目となるこの時期にこのような話を書くのも変なものですが、
私としては自分に対する戒め、と思うようにしたいと思います。