アイコンタクト

一部メンバー合宿中

こんばんは、149teacherです。

今日から明日にかけて妻と末っ子(小6男児)は、サッカーチームの合宿で不在です。

5人家族の我が家ですが、メンバーが少なくなると急に静かに感じてしまいます。私はやはり家族皆でワイワイ賑やかに過ごすのが好きです。

時には仕事で疲れ切っているときもありますが、「家に帰ったら皆に会える!」と思って踏ん張るときもしょっちゅうあります。

中2の娘は、今日は一杯家事を手伝ってくれました。洗濯、食事の用意、洗い物…。

こういうときは、一つひとつのお手伝いに対して必ず「ありがとう。」と声をかけるようにしています。やはり言葉で気持ちを伝えるということは大切なことだと思うからです。

同時に、言葉以外でのコミュニケーションも有効に活用することが求められると思います。

アイコンタクト

そこで、今日のテーマの「アイコンタクト」です。

塾には当たり前ですが様々なキャラクターの子どもがいます。始めてあった日からとてもフレンドリーに話しかけてくれる子、中々心を開いてくれずにずっと私を観察している子、あまり私のような塾の教師と仲良くなろうとは考えていなさそうな子…。

十人十色ですからね。当たり前です。そんな様々なキャラクターの子どもたち一人ひとりに対して、少しずつ心の距離を縮めていって、こちらの勉強のフィールドに巻き込んでいくのが私の仕事です。

そんな様々な子どもたちの中で、一番気になって、一番気合が入るのが「話をしてくれない子」です。

内弁慶だったり、恥ずかしがり屋だったりするのですが、私が不通に声をかけても、首の動きだけで返事を済ませようとしたり、聞こえるかどうかギリギリの声量でボソッと返事をする子です。

慣れていないと、そういった子どもと接すると少しイライラしたりしますね。「せっかく人が話しかけているのに、返事位ちゃんとしてよ。」と思ってしまうのです。「最低限のコミュニケーションは取ろうよ。」と。

ところがですね、そういう心理的に距離を置いていそうな子どもも、彼ら(彼女らの方が多いかも)なりのコミュニケーションを取っているみたいなんです。と、言いますか、子どもたちなりのサインが一杯あるんです。

その最たるものが「アイコンコンタクト」。

いや、そんなに格好良く言っても仕方がないですね。「目」です。

大人しい子どもであっても、何かこちらに伝えたいことがあったら、必ず目でメッセージを送ってきてくれます。「今の先生の説明、難しい。」「実は宿題するのを忘れました。」「今日は眠いです。」

目だけで、随分と会話できます

少しだけ自慢させていただくと、目だけで子どもと会話できたとき、何とも言えず嬉しくなります。

「あの子は自分には心を開いてくれた。」等という格好の良いものではないのです。「あの子と会話ができた。」という単純な嬉しさでいっぱいになるのです。

コミュニケーションに言葉は付き物だと思いがちですが、ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)という要素(声のトーンや話者の立ち居振る舞い)が相手に多くの情報を与えているということも事実なようです。

授業中、子どもに問題を解かせているときなどに、ふとある子供と目が合うときがあります。こちらも「どうしたの?」といった表情を子どもに向けます。その時の子どもの反応で「困っているから助けて欲しい」とか、「もうちょっと自分で頑張るから今は大丈夫。」やら、「たまたま先生と目が合っただけだから放っておいて。」みたいなものまで、色々読み取ることができます。

お盆休みで普段より子どもと多くの時間を時間を過ごしているお父さん方も、お子さんの目を見て、色々観察してみるのはいかがですか。



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