中学3年生の子どもたちは、11月初めの実力テストが終わって、結果が返ってくるころですよね。
子どもたちの表情も、様々です。
結構、良い出来だったでしょ?
という子どももいますが、多くの子どもはさえない表情をしています。
要は、
「思い通りの結果を残すことができなかった。」
というマイナスな気持ちです。
でもね、終わってしまったテストについてどうこう言っても仕方がないです。
次を見据えなければなりません。
「なんで点数がこんなに低いの!」
「なに、この社会の点数!」
なんて、子どもに言わないであげて下さい。
本人が一番良く分かっています。
作戦会議を開いてください
まずは、子どもの持ち点を計算してください。
11月の時点で言うと、
① 中3の1学期の通知表の成績から暫定の「内申点」を求めます。
もちろん、お母さん方はご存じだと思いますが、
主要5教科 ⇨ 通知表の数字(5段階)×4
(オール5で100点になります)
副教科4教科 ⇨ 通知表の数字(5段階)×7.5
(オール5で150点になります)
これに、今回の実力考査の得点(5教科500点満点)を2で割った数字を足してください。
これで、兵庫県の公立高校の予想得点が算出されます。
学校の先生方は子どもの、この点数を基にして、第一志望校の合格の可否を判定します。
まずは子どもの「持ち点」を正しく把握してくださいね。
この「持ち点」を踏まえて、12月の三者懇談に向けた作戦を立てていきましょう。
詳しくは改めてお話しさせて頂きますが、
私の手持ちのデータから導くと、
県立伊丹高校ならば、この「持ち点」がせめて380点以上、
尼崎稲園高校ならば、420点は欲しいな、
といった目安を立てることができます。
改めてお話しさせて頂きます。
全ての学校について分かっているわけではありませんが、ほんの少しでもお役に立てることができれは良いなと思っています。