「切り崩し」が強いですね

こんばんは、149teacherです。

私、宝塚エリアで塾教師をしているのですが、今年の中学3年生を担当している先生方の圧は中々強いですね。

我々の見立てでは大体合格レベルにいるなという子どもの懇談でも、かなりの割合で志望校のレベルを下げるように指示されているようです。

「15の春を泣かすな」は理念として分かるのですが、
今年に関しては、少々やりすぎなような印象を受けます。

もちろん、中には無理な希望をごり押ししようとしている生徒もいます。

でも、多くの生徒が妥当なレベルの高校に挑戦できないような風潮が感じられてしまいます。

とりわけ伊丹エリアの高校
(県立伊丹・伊丹北・市立伊丹)
を第1志望にしている生徒に対して、

上位層の生徒に対しては
宝塚西(志願者数が少ないため)

中位層の生徒に対しては
宝塚(難易度が低くなるため)

という指導が多く見られるようです。

私個人の見解ではありますが、
県立伊丹が厳しいでのあるならば、
難易度的には宝塚西高校も厳しいです。

なぜなら宝塚北や三田祥雲館を第1志望にしている受験生の中に
第2志望を宝塚西にしている受験生が一定数あるからです。

同じように、尼崎稲園を第1志望にしている受験生の中に
一定数県立伊丹を第2志望としている受験生がいます。

表面上の倍率では確かに宝塚西高校がお勧めに思われるかも知れませんが、
第2志望校の動向まで考慮すると、話はそんなに簡単ではないと思います。

目安としては2学期の通知表から計算した「内申点」が
200点以上あるのであれば十分勝負できます。

当日、7割を見込めるのであれば、180点でも合格は見えてきます。
言い換えると、11月の実力考査の得点が350点以上あれば、
合格可能性は高いと思います。

あとは、親子でしっかり相談して、
勝負するか、安全策で対処するかを徹底的に話し合って下さい。

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